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インタビュー/生産技術
前川浩一イメージ

前川 浩一

2008年入社 ソーラー工場
自然科学研究科 理論物理学専攻卒。結婚したばかりで、最近の休日は、もっぱら家具などをそろえるためのショッピングに明け暮れている。

生産技術部門の概要

近年、多くの企業が参入している太陽電池業界。SUMCOは、この太陽電池用のシリコンウェーハの開発にも取り組んでいる。2009年春より稼動をはじめた新工場では、ソーラー関連部門の面々が、今、まさに試行錯誤の真っ最中なのである。

活躍できる学科系統

電気・電子、化学、機械、物理、数学、材料、金属、制御系学科ほか

太陽電池開発に携わる仕事。技術的な伸び代に、魅力を感じた。

 

大学進学前から環境問題に興味を持っていたので、就職活動では太陽電池を開発している業界を志望していました。そのなかで発見したのが、SUMCOでした。太陽電池用シリコンウェーハは、現在さまざまな企業が開発に参入し、活発化している技術分野。これからの技術的に大きな伸び代があると、考えていました。

 

就職活動時から、この思いをぶつけてきたこともあってか、これはとても幸運なことだと自覚していますが、実際に現在は太陽電池用多結晶シリコンウェーハの製造に携わっています。具体的には、新工場での製造プロセス確立が、私の現在のミッションです。

 

私の仕事上でポイントになるのは、「電磁キャスト法(EMC)」という、SUMCO独自の鋳造技術です。この他社にない技術を用いた電磁鋳造炉を使って、高品質なシリコンインゴットを効率的に製造していくことが求められています。プロセス技術として、まずはシリコンを溶かすための熱をどれくらい加えるか、インゴットをどのくらいのスピードで冷やしていくべきか、という数値を考える。そして、稼動をはじめた工場の中で、実際にラインを動かしながら、その仮説を検証し精度を上げていくという仕事です。

新工場で試行錯誤の日々。でも、それがたまらなく楽しい。

 

まだ、工場が稼動をはじめたばかりとあって、試行錯誤の連続です。安定的に高品質の製品を生み出していくためにはどうしたら良いのかを考えて、プロセス改善を繰り返しています。実際に装置を動かす製造セクションの方たちからは、1日に何度も相談があります。新しい製造ラインだからこそ、装置の動作ひとつとっても予想外の動作が起こったりする。そうした課題ひとつひとつの原因を究明して、対策を講じる。最近はその繰り返しです。ひとつ課題をクリアしたと思ったら、すぐに次の課題が見つかる、正直、毎日新しいことの連続で、忙しいことこの上ないです。

 

でも、そんな日々が、最高に面白いと思います。毎日毎日新しい発見がある。自分の何倍も何十倍もキャリアのある、製造セクションの人たちと、がんがんコミュニケーションを重ねる。同じことの繰り返しではなくて、毎日新しいことに取り組めるこの環境は、自分の性分にこの上なく合っているのかもしれません。そして、振り返ってみれば、着実に技術の精度も高まってきている。だから毎日、楽しめているのだと思います。

 

自分の仕事は、本で調べても載っていないような、新しいことに挑戦していく仕事です。現象をみて、「これはなんだろう?」と常に興味をひかれたり、新しいことに挑戦することに面白みを感じたりする人には、ぴったりだと思います。

 
前川浩一イメージ2
 
チームイメージ
私のチーム

背中で仕事を教えてくれる、そんな先輩たちに恵まれて。

私は、製造現場の先輩たちと直接やりとりするのが好きなので、毎日どんどん現場に出向いていっては、機械をいじっています。なので、私の制服は、人一倍ヨゴレが激しいです。現場に出ていくスタイルは、課長の背中をみて覚えました。社員一人ひとりの個性を活かした働き方ができるのも、SUMCOの魅力のひとつですね。